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佐々木譲 「人質」 (ハルキ文庫)

佐々木譲 「人質」 (ハルキ文庫)
佐々木の処女作、「鉄騎兵、跳んだ」を読んだときは、青春のほろ苦さが詩情豊かに表現されていて感動した。さらに青春や人生の物語を期待していたのだが、突然作風を変え、ミステリー小説に変更、その後は警官シリーズでミステリー界の第一人者になった。
 本作品も警察官シリーズのなかの一作。
これはミステリーではない。起きている事象も結果もわかっている。謎ときもあるが、誰でもわかる謎。人質をとるが、監禁罪にさせないため、脅迫をしたりせず、凶器も犯人は所有していないように筋立てしている。犯人は隙だらけなのに、人質が脱出しようとしない。そんな場面が延々と続く。納得感の乏しい物語である。
 昔のような人生、青春をたまには描いて欲しい。

| 日記 | 13:41 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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