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佐伯一麦  「川筋物語」(朝日文庫)

佐伯一麦  「川筋物語」(朝日文庫)
小川洋子の先に読んだ本。人が生きることは物語を作っていることだと言っている。大な小なりすべての人にそれぞれの物語がある。
 離婚をする。佐伯が離婚をしたときは人生最低のとき。アスベスト被害にあい、喘息がとまらない。それで妻から三行半をつきつけられ離婚の㊞を押さざるをえなくされ、辛いなか精神科にかかり睡眠導入の処方をしてもらう。
 離婚というのは、ものすごく強く愛し合った時期もあれば、憎悪で強烈に憎しみ合う。そんな振幅に耐えれずに最後に離婚ということになるのだろう。その意味では物語もあるし良きにつけ悪しきにつけ思い出も残る。
 そんなことを思うと、自分の人生は物語にもなっていないし、思い出もない。すこしせつない。

| 古本読書日記 | 08:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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