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「メン アット ワーク」 山田詠美  

山田詠美  「メン アット ワーク」(幻冬舎文庫)
この本はすばらしい。対談集なのだがもう山田詠美の全部が詰まっている。
山田は真正直で純粋な人間だ。純粋さをテクニックに頼ることなくストレートに原稿用紙にぶつける。山田文学はアフォリズム文学だと思う。そのための言葉の選択に彼女は天才的能力を発揮する。少しも説教くさくなく読者の心に直球で突き刺さる。この対談集でも随所にその直球がうなりをあげる、いっぱいあるけど2つだけ紹介する。
 「自分探しなんて簡単。男探しをすれば自分なんてすぐみつかるよ。」
 「お酒の過ちという言葉は存在しないんだって。そういや、私もお酒の過ちなんて言ってるけど、嫌いなやつとは過ちおかすほど飲まないしなあ。」
この本の対談相手もいい。伊集院静、井上陽水、佐伯一麦、そして水上勉、とどめは宮本輝。
 そしてさすが宮本輝はアフォリズムにおいて山田詠美の上をいく。

by はなゆめ爺や

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