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「ケルベロスの肖像」 海堂尊   

海堂尊   「ケルベロスの肖像」(宝島社文庫)
海堂の作品ってこんなにひどかったけ。物語の骨格しっかりしていて、登場人物は田口をはじめとして性格造形がみごと、かつどきどきわくわくの連続、エンターテイメント小説の真髄だったのに。
 この作品読んでたえられるのは残り80ページだけ。後はあまり意味のない物語がだらだら続く。だらだらを防ぐため、物語とは無関係のしまらないジョークやしゃれの連発がいかにも苦しい。特に、リヴァイアサンなる最新型MRIの搬送納入を戦車で行うところなどは、何の意味があるのか少しもわからないし、物語のリアリティを大きく損ねてしまっている。
 この作品が映画化されている。よく映画にするとあきれる。これほどの無駄はない。

by はなゆめ爺や

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