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「薔薇海溝」 水上勉   

水上勉   「薔薇海溝」 (光文社文庫)
水上がこの小説を書いた昭和35年当時、泣き屋事件というのがあった。
誰かを殺しどこかに埋める。そこで、また異なった人を事故か自殺にみせかけて殺す。細かい検死の前に、殺された遺族といわれる人が現れ死体をみて事故死した遺骸は間違いなく自分の家族といって泣き声をあげる。
 自殺か事故死と警察は思っているから、そのまま死体を遺族にわたす。遺族はすぐ葬式をして遺体を骨にしてしまう。これで、どこかで殺された人間は事故死したことになる。
 水上は泣き屋事件に触発され作品を創った。
水上のこの作品では、偶然に主人公が重傷を負った女性をみて、重傷を負ったとされる女性は彼の知っている女性と異なると証言して、事件がスリリングに展開を始める。

by はなゆめ爺や

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