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「空白の意匠」 松本清張  

松本清張  「空白の意匠」(光文社文庫)
短編集。再読作品ばかり。
組織、会社というところはかなり理不尽なところがある。みずほ銀行暴力団への金貸しについて、頭取はなかなか会見に応じなかった。会見に応じた頭取は、JR北海道の社長同様、自らの責任は無いと強調。他への責任転嫁への釈明に終始した。また会見は世間に対するより、自らの社内、行内に対する威嚇のような会見であった。
会社では、問題を引き起こした人間や組織は匿われて、それを告発した人や、最も弱そうな組織にすべての責任や対応をおしつける。
下手をすると問題を引き起こした人間がぬくぬくと出世して、弱い組織の長や告発した人間が馘首され、会社を追われるということがたびたびある。
「空白の意匠」は悲しく、理不尽である。だけど、これを読んだサラリーマンはみんなこんなことは社内でよくあることだということを知っている。

by はなゆめ爺や

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