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「恩誼の紐」 松本清張 

松本清張 「恩誼の紐」 (カッパノベルズ)
再読。
人殺しをする。それが、犯人に都合がいいことに迷宮入りとなる。でも、一回人殺しをする、しかもそれが迷宮入りとなると、人殺しへの精神的ハードルが低くなる。
 主人公の辰太は、9歳のとき祖母が女中をしている船乗りの家の奥さんの就寝中に雑巾を鼻の穴にいれ、それを裁縫用のヘラで押さえて窒息死させた。
 27歳のときひとつ年上の富子と結婚した。富子は完璧に尽くす、できすぎの嫁さんだった。でもそれが辰太には窮屈だった。自由になりたくて富子を殺すことにした。
 我慢ができず、ちょっとしたことで人を殺す。この殺しがまた迷宮いりになっても、辰太はまた人殺しをするだろう。

by はなゆめ爺や

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| 日記 | 18:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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