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 「信玄戦旗」 松本清張

松本清張 「信玄戦旗」 (角川文庫)
戦国時代、信長、秀吉、家康については溢れるほど書物があるが、足利、室町時代はあまり語られない。足利時代はどんな時代だったのか時々無性にしりたくなる。
 足利、京都天皇貴族に対抗して、彼らを統制するために本当は京都でなく遠く鎌倉や江戸に幕府の拠点を作りたかった。でも、鎌倉は北条早雲や今川が強く、やむなく京都に幕府を開いた。つまり関東は足利では押さえることはかなわなかった。弱い幕府だった。
 徳川の大老、老中のような官僚組織、足利は三織、四織という組織を引いて領主から任命した。元来政権基盤が弱いため尊氏、義満、しょっちゅう担当領主を変え、領主間で争わせたり、領主一族に手をつっこみその家の中で争いをさせた。これは非常に卓越した組織、人事管理であったが。家内での争いが起こり、家は疲弊し、気がついた時には、足利を支えた領主すべてが滅亡してしまった。
 さらにここに登場したのが悪女で名高い日野富子。義政の側室だったが子供ができない。それで義政は世継を弟の義視に決定。ところが突然富子に男子ができた。
当然これは誰の子かは未だいろんな説はあるが不明。富子はこの子を四織筆頭の山名家に預けた。一方義視の御家人は細川家。ここから山名と細川の後見人をめぐる争いが始まる。
 これが応仁の乱であり11年続き、戦国時代をむかえる。
信玄登場前の清張の記述がこの作品にある。

by はなゆめ爺や

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