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 「時間の習俗」 松本清張 

松本清張  「時間の習俗」(新潮文庫)
「点と線」で活躍した三原、鳥飼警部補と老刑事がまたまた活躍するミステリー。清張は特定の刑事や探偵を何回も登場させシリーズにすることを嫌う小説家でこれは非常にめずらしいケース。
 この小説の面白さはそのトリックと事件が起きた時代背景。
写真はまだカラーがでたばかりで白黒がほとんどすべての時代。その時代は町のDP店ではカラーの現像ができない。それで、カラーの場合はすべてフィルムメーカーに写した
フィルムを送って現像してもらっていた。当然できた写真はネガといっしょに依頼主に郵送される。
 ところがこの作品では犯人が直接とりにくる。その時に身分証明書がいる。今はみんな車を運転するものだから証明は免許証になるのだが、当時(昭和35-6年)は定期券が身分証明として使われていた。
 この2つが組み合わさったトリック。セピア色でなつかしい。

by はなゆめ爺や

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