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 「状況曲線」 松本清張 

松本清張  「状況曲線」(上)(新潮文庫)
松本清張  「状況曲線」(下)(新潮文庫)
事件は東京、岐阜山奥、京都とあちこちで起きるが、事が動き出すのが、浜松の奥地にある船明ダムで水死体があがってから。二俣署の矢田部、山崎両刑事の執拗な捜査と機略により事件が解決へと向かう。船明ダム周辺がきめ細かく描かれており、清張はこんな山奥まで来て、作品を書いているのだと感心した。
 ただ、それにしてもトリックがいつものように大袈裟すぎ現実感が乏しい。
岐阜の山奥で殺した女性を、京都のラブホテルで殺されたようにみせかけるため、死体をコンクリートミキサー車の漏斗にいれ、殺人時間をごまかすため、湯に浮かせ、ミキサーをまわす。それだと死体にミサーの刃がからんで傷つけるため、寝袋にいれ宙づりをしておく。更に、その死体をラブホテルに運び込む。ホテルのまわりは2m以上の壁がある。鉄パイプで櫓をくんで、さらに死体をロープで宙つ゛りして滑車でつりあげる。

by はなゆめ爺や

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