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「聖獣配列」 松本清張 

松本清張 「聖獣配列」(上)(文春文庫)
松本清張 「聖獣配列」(下)(文春文庫)
作品の最初がどうしても違和感が強く残る。
主人公の可南子は、アメリカ大統領のバートンが10年前まだ大統領になる前来日したとき、情婦としてバートンと一夜をともにする。そして大統領になって来日したときにも情婦として選ばれ迎賓館でバートンに抱かれる。
 その日の深夜4時、バートンと日本の磯部首相との密談が行われる。その密談のため
両人があるいていた廊下の写真をこっそり可南子が撮る。
 この写真がその後可南子のゆすりの武器になる。何とこのネガでアメリカ大統領をゆすり、150万ドルをせしめる。また、この密談に通訳として立ち会った日本人、アメリカ人がスイスで変死する。更にバートンと可南子をとりもった政治家秘書もオランダで変死する。情婦があらかじめカメラを携帯している。彼女がアメリカ大統領を威嚇する。それに大統領サイドが応える。写真など公表されても全くその背景はわからず簡単にごまかせるのに。
 後半は非常に面白い。この面白さのために前半があまりに無理をしすぎている。
 

by はなゆめ爺や

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