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「砂の交渉」 長野慶太 

長野慶太 「砂の交渉」(小学館文庫)
この小説なかなか迫力があり、面白い。
これはと何だと思った個所。策謀家の副社長が、MBAをとり商社から引き抜かれた主人公に問う。会社は誰のためのものかと。主人公が答える。
 会社はそこにかかわるすべてのひとのためのもの。株主、従業員、顧客、ベンダー、製造元みんなのものだと。
副社長が言う。
 MBAとか社会科学者とか、誰かの言葉の引用に引用を重ね、それが実証科学のようにみんなのものなどと現場をはなれたきれいごとを言う。そんな誰のためにも奉仕するようなスーパー経営者がいるはずもないし、そんな経営があるわけでもない。
 会社はだれのものかと聞いているのではない。だれのためのものかと聞いている。
会社は株主のためのものなのだ。

by はなゆめ爺や

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