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 「死の棘」 松本清張

松本清張 「死の棘」(新潮文庫)
短編集。
面白かったのは「偽狂人の殺人」
主人公完全犯罪計画をたてるが、どうにもどこかに欠陥がありそうで、これだという実行できる計画ができない。
 それで、考えたのが殺人で捕まったとき、精神病患者になっていること。偽装精神病患者を振舞うことで、犯罪責任を問えなくしてしまう。色々、根をつめて調査したところ、精神分裂症がいろんな症状があり、これだという特徴を特定しにくいため、分裂症として振舞うことにした。
 分裂症というのは、相手、自分も含め、動作、言葉とも何をしているかわからないのがその特徴だ。物事に対する認識が全く欠如するのだ。
 精神鑑定では主人公目論見通り、擬装しているのではとの疑いもないではないが分裂症であるとの鑑定を得る。
 担当刑事はどうしても擬装しているのではと疑いとんでもないことを実行。
風俗取締法違反で押収した、エロ本、エロビデオを主人公独房でみせる。そのときの様子をみる。すると、何に対しても反応するはずのない容疑者が見事に反応した。
 犯人は捕まったが、刑事は左遷させられた。

by はなゆめ爺や

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