FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

 「無宿人別帳」 松本清張

松本清張 「無宿人別帳」(文春文庫)
江戸時代にも戸籍のような人別帳というのがあった。これはいつも所持していて、岡っぴきとか役人に何か問われたとき真っ先に提示できるようにしておかねばならない。ところが、国から出奔して江戸にきた人間は、この人別帳がない。そうすると住む家も借りられない、就職もできないということになる。それで、行きつまり、窃盗などの罪をおかすようになる。このような人間を無宿人とよんだ。
 この作品は無宿人の行きつまった生活や、蟻地獄のなかにはまってどうにもならない救いのない日々を描いている短編集。今の下流社会のなかで蠢いている人たちを彷彿とさせる。

by はなゆめ爺や

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

| 日記 | 21:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT