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「途上」 松本清張 

松本清張 「途上」(双葉文庫)
中編集。「信号」がそこそこ面白い。
私が大学のとき東峰夫という作家が「オキナワの少年」という作品で芥川賞を受賞した。すぐに本を購入して読んだ。中身も文章も全く質が低く、よくこんな作品が芥川賞を受賞
したものだと、芥川賞そのものに疑問を感じた。
沖縄返還直後だったから、出版社も便乗したのかもしれない。
 それから一作も東の小説はみたことがない。出版社が東の才能の無さがわかったからだ
ろう。それでも芥川賞をとったという金字塔は残る。
 東もその後大変だったと思う。ホームレスまでやったとどこかで読んだ。
芥川賞というのは時に、変ないいまわしとか生硬な下手な文を画期的な表現だと称して
賞をあたえる。でも、賞受賞作品は、読まれてもその後は読者から敬遠される。
 よくこんなやつがという芥川賞作家が東以外にもいる。清張は、読まれない作品は良い
作品ではないということと、芥川賞なるものが如何に現実から遊離したものかを、この
作品で主張している。

by はなゆめ爺や

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