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「犯罪の回走」 松本清張 

松本清張 「犯罪の回走」(角川文庫)
左翼、労働運動家、革新政党の組織幹部というのは、女性関係に結構だらしなく、限度節度をわきまえず泥沼に落ち込む人間が多い。保守系も決して女性関係での問題は少なくないが、だいたいがバーの女性とか芸者が多く、しかも保守はそのありさまから、愛人関係を受け入れる風土が一般にありあまり問題にならない。
 それに比し、左翼党は、あまりに道徳的できれいごとを主張するものだから、ただれた女性関係が発覚すると、組織的に厳しい糾弾をして組織から追放することがある。
 こんなことになれば、糾弾された当人は、組織唯一で頼っていたため、世の中で暮らしてゆくことができなくなるか相当に困難になる。
 この作品はそんなことを思い出させる。

by はなゆめ爺や

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