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松浦弥太郎  「いつもの毎日。衣食住と仕事」(集英社文庫)

 雑誌「暮らしの手帖」の編集長、松浦弥太郎、どうすれば心地よく、日々の仕事や暮らしができるのかを綴ったエッセイ集。

 私が勤めた会社は、地方都市にあり、その都市が製造業の街で、多くの人が、会社支給の制服で街を闊歩していて、高級な衣服、贅沢な食事を楽しむような人は殆どいなかった。

 オフィス・ワーカーも会社が支給した制服を着て仕事をしていて、松浦が衣服で選ぶ基準「スタンダードで、トラディショナルで、上質なもの」。これがどのような物なのかよくわからないが、衣服に関して、こんなことを考えたことは無かった。

 シャツはいつ、だれに会っても大丈夫というものを選ばねばならない。基本は白。ボタンダウンとレギュラーカラーのシャツ。

 ここからが、今まで私は知らなかったのだが、松浦はこう言う。
「僕は毎日着るシャツには、アイロンをかけません。上等なシャツであれば、普通に洗濯機で洗い、よく伸ばしてていねいに干すだけで、素敵な風合いになります。くしゃくしゃでもなく、びしっとプレスしたものでもない、その中間の風合いが、なんとも好きでたまりません。」

 驚いた。我が家の嫁さん、自分の着るものは時々アイロンをかけていたが、私のシャツはもっぱらクリーニング店にだしていた。当然クリーニング店ではパリッとアイロンをかけて仕上げてくれる。これはいけないことだったのか。

 これも知らなかった。
シャツの下に下着などは着てはならず、裸に直にシャツを着なければならない。下着がシャツから透けて見えるのは野暮ったいのだそうだ。

 驚いたなあ。都会のビジネスマンは、みんなこんな着こなしをしているのか。こんなことはビジネスマンの常識で、しらない奴がおかしいということか。

 穴があったらはいりたい心境になった。

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| 古本読書日記 | 05:52 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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