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「四畳半王国見聞録」 森見登美彦  

森見登美彦  「四畳半王国見聞録」(新潮文庫)
四畳半王国の一日は余の起床と就寝によって定められる。
わかる、この感覚。そして、四畳半王国は就寝してないときは妄想の果てしない旅に住人をいざなう。妄想がまた唾眠を誘う。ただただ、日がな一日その繰り返しで時は過ぎてゆく。
そんな四畳半にやはり同じような生活をしている人間が集まる。それにまとわりついて数人の女性。そんな人たちとの紐帯を確認するため、「俺はこの四畳半をでる」と宣言する。
 だれも止めないし、誰も王国をでる主人公を見送るひともいない。まして、居酒屋で送別の宴もしてくれない。その寂しさを、それでもそれぞれの人は熱い友情があるんだと妄想にひたる主人公が愛おしい。
 最高の暮らしだけど、生活費はどのようにして稼いでいるかがよくわからない。

by はなゆめ爺や

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| 日記 | 17:55 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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