fc2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

戸塚隆将   「世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?」(朝日文庫)

 著者戸塚さんは、大学卒業してゴールドマンサックスに勤務、そこを退職してアメリカ ボストンのハーバード ビジネススクールに自費留学しMBAを取得、そして帰国してマッキンゼーに勤め、現在は起業してベリタス株式会社の社長についている。

 この本を読むと、会社設立するまでの3つの経歴は、人生で成功するための、鉄板の経歴、最強の経験だと戸塚さんは言う。

 私の会社時代、新しくついた社長が、会社を変革せねばならないと考え、その指導をマッキンゼー社に依頼したことがあった。私は幹部では無かったので、直接マッキンゼー社の指導を受けたことは無かったが、指導を受けた選ばれた幹部は苦しそうだった。

 それで、マッキンゼー社の指導を受け始めてから、偶然だったかもしれないが、会社の業績がおかしくなった。結局、マッキンゼー社のおめがねに叶った能力のある人材がわが社にいなかったのだろう。

 変だと思ったのは、マッキンゼー社の指導をやめて、社長が交代すると、会社の業績が上向きはじめたことだ。

 この本を読んでいると、できるエリートは、仕事の優先度を整理して、スーパーマンのように仕事をすることがわかる。
 私には、そのスーパーマンの存在することが理解できないのだが、このスーパーマンが想像の人間ではなく、実在していること。読んでいるだけで眩暈がしてきた。

 例えば、会議でパワポを使って、企画者が説明する。するとマッキンゼー社の社員はその内容を自分のノートに書き留める。
 そのノートが、企画者の企画とそれに対する自分の考えが、書かれてゆくのだが、そのノートをそのままパワポに打ち込めば、反論と新たな企画案のパワポになっているのだそうだ。

 恐ろしや、マッキンゼー社の社員。よかったこの本を現役の時読まなくって。

 それから、この本に書かれているが、会社を辞めるのは退職であってはならず、卒業でなければならないとのこと。会社を去る人、退職ではなく卒業と言える人はどれだけいるだろうか。

ランキングに参加しています。ぽちっと応援していただければ幸いです。
<

| 古本読書日記 | 19:03 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT