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「駅までの道をおしえて」 伊集院静 

伊集院静 「駅までの道をおしえて」(講談社)
伊集院は50過ぎても、60過ぎても、ずっと少年のままだ。原稿料が手にはいると必ずふらふら旅にでる。旅の目的は、全く恰好いいものでなく、競輪、公営競馬、競艇場をわたりあるくこと、そしてすっからぴんになって帰ってきて、しかたなくまた原稿用紙と格闘する。
 心が少年で、純粋と情けない悔恨を繰り返しながら歳だけが無常に積み重なる。それがそこはかとない哀感を呼ぶ作品に結実する。
 だけどこの作品集はどこかちょっといつもの伊集院と違う。
野球には必ず勝ちと負けがある。つまり半分の敗者が必ずいる。大切なことは勝負でなく、埃をもって常にプレーすること。そうしていれば、その後の人生に品格が備わってくる。
 万年少年が説教をたれてはいけない。

by はなゆめ爺や

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| 日記 | 16:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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