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「母の男言葉」 伊集院静 

伊集院静 「母の男言葉」(文春文庫)
山口県出身の伊集院が今は仙台に居を構えている。何で仙台なんかにと思いながらこのエッセイを読んでいると、そうだ確か最初の嫁さん夏目雅子を白血病で失ってたしか仙台出身の美人女優か歌手と結婚したんだっけ。その女性の名前がのどまででかかっているがどうしてもでてこない。
 伊集院はのべつまくなし旅をしている旅がらす。そこでみる自然の営みや季節の移り変わりの描写が本当に心にしみてくる。雪のさまを表現している以下の文章はみごとだ。
 「庭の土、芝、苗木の盛り土、躑躅垣、置石、それぞれに雪は降り注ぐのだけれど、最初は雪はすぐ溶けてしまう。土も芝も葉も、雪に対して、コナクソッという意志のようなものが感じられる。芝は芝なりに、盛り土は盛られているなりに抵抗をする。しかし相次ぐ雪のアプローチに根負けして、少しずつ雪につつまれ最後はすっかり抱擁されてしまう。」

by はなゆめ爺や

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| 日記 | 13:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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