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米澤穂信    「クドリャフカの順番」(角川文庫)

 神山高校古典部員、折木奉太郎が活躍する古典部シリーズ作品。
この作品は謎解きにこだわるミステリーファンにはたまらない作品なのだろうが、一般読者にはトリックが複雑すぎて、ついてゆくのが大変で、楽しい読書とはかけ離れた作品になる。

 第42回神山高校文化祭「カンヤ祭り」がスタートする。

すると、いくつかの部で、大したものでは無い、付属品のようなものが盗まれる。そして、「~が失われた 十文字」という犯行声明が残される。その盗難が最初アカペラ部から50音順に部の何かが盗まれる。このとき「十文字」はジュウモンジではなくジュウモジと呼ばねばならないことが提示される。

 この順番で十文字となれば古典部にもアイウエオ順でちょうど十文字にあたるから何かが盗難されることになる。ところが、クがつくグローバルアクト部では何の盗難も行われず、「ケ」の部に飛ぶ。

 名探偵奉太郎はこの謎、「カンヤ祭りの歩き方」という冊子にグローバルアクト部は記載されてないことを掴み、被害にあうのはこの冊子に紹介されている部だけだとわかる。

 とんでもない天才だ。

そして十文字は犯人は誰かを突き止めるのだが、そのヒントになるのが、昨年の文化祭で冊子になった漫画「夕べには躯に」を共同制作した作者名につながる。

 この原作者の名前が「安心院鐸葉」この名前が「アジムタクハ」と読む。それから画作成が「陸山宗芳」これが「クガヤマムネヨシ」と読む。

 そのまま読んでいると、「アンシンイン」「リクヤマ」と読み進み。本当の名前何だったか忘れてしまう。

 2人の名前が登場するたびに、最初に2人の名前が登場するページに戻らなければならない。うっとうしい。

 名前の付け方が飛びすぎている。これが十文字の正体を暴く鍵になっているとは、とてもついてゆけない。私は年寄り、だんだん記憶力が衰えるから。

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| 古本読書日記 | 06:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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