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星新一   「気まぐれロボット」(角川文庫)

 ショート ショートストーリー集。
この作品集。かきだしは快調なのだが、段々冴えが無くなり、どことなく尻すぼみな印象が強い。

発明家エフ博士のもとへ隣家の主人がやってきて、「最近は何か発明品ができたか。」と聞く。
エフ博士は「画期的なマクラを完成させた。」と言う。

 このマクラを使うと、寝ている間に色んな知識を吸収して、知らないうちに博識家になる。
例えば、英語が寝ている間に聞き取り喋りがマスターできる。

 これは素晴らしいと隣家の主人は借りてゆく。「一か月も使い続ければ英語がマスターできる。」と聞いて。
 しかし一か月して、主人はいっこうに英語が上達しないとマクラを返しにくる。

一緒に主人についてきた奥さんが
「何だか寝言は英語でするようになりました。」と答える。

発明家のエム博士のところに金満家のアール氏がやってくる。

エム博士。「忘れた過去を思い出せる薬を開発した。」と言う。アール氏「それはすばらしい。資金をだしてもいい。」と言う。
薬は小玉、中玉、大玉とある。小玉は昨日の記憶、中玉は一か月前の記憶。大玉は一年前の記憶がよみがえるとのこと。
アール氏は大量の大玉を購入。それを一度に全部飲む。

 すると小学生の頃の思い出がよみがえる。

アール氏は小学生の頃、いじめられていた。いじめた奴は大嫌い。絶対そいつとは、友達にはならないと誓う。
 そのいじめっ子は、実は目の前にいるエム博士だった。

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| 古本読書日記 | 06:37 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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