松本清張 映像化作品集3「遭難」
土曜日の朝日新聞にはbeという別冊があり、
先日、「今こそ!読みたい 松本清張 獅子奮迅で描いた『昭和』」という特集が。
そこに、読者の人気ランキングがありました。

「天城越え」は、タイトルだけ知っているけれど読んだことがないと気づきました。
爺やの感想はこちら。
「たづたづし」は、前に感想を書いています。消されるにおいがプンプン。
この作品の「三十二というと、そろそろ浮気もしたくなるころである」や、
「張込み」の、「割烹着の下のスカートがいつもと違う!」と刑事が気付くくだりは、
「清張地獄八景」でネタにされています。

「天城越え」は、そんなにピンとこなかったです。
十六歳は、そんなに幼いイメージじゃないですからね。
(逆に、三十二は女を囲うには若いと思う)
子供だからと容疑者から外される? 女の嬌声が断末魔に聞こえた?
行為の意味がおぼろげにしかわからない?
母親の浮気場面を思い出したというのも、とってつけたような感じだなぁ……と。
「遭難」は、犯人の奥さんが実家に帰っている理由が、犯行動機と関係しているところで、
予想を裏切られました。
てっきり、旦那が一緒に登山した同僚を死なせたことで、
親戚近所にひそひそ言われて耐えられなかったということかなと。
『清張ボタン』を押したのに、地獄へ落ちず、しれっと生き延びそうなパターン。
「声」は、時代を感じる設定ですね。
コールセンターの人が、犯人の声を聞き分けてしまうという犯罪モノも、
探せばありそうな気はしますが。
先日、「今こそ!読みたい 松本清張 獅子奮迅で描いた『昭和』」という特集が。
そこに、読者の人気ランキングがありました。

「天城越え」は、タイトルだけ知っているけれど読んだことがないと気づきました。
爺やの感想はこちら。
「たづたづし」は、前に感想を書いています。消されるにおいがプンプン。
この作品の「三十二というと、そろそろ浮気もしたくなるころである」や、
「張込み」の、「割烹着の下のスカートがいつもと違う!」と刑事が気付くくだりは、
「清張地獄八景」でネタにされています。

「天城越え」は、そんなにピンとこなかったです。
十六歳は、そんなに幼いイメージじゃないですからね。
(逆に、三十二は女を囲うには若いと思う)
子供だからと容疑者から外される? 女の嬌声が断末魔に聞こえた?
行為の意味がおぼろげにしかわからない?
母親の浮気場面を思い出したというのも、とってつけたような感じだなぁ……と。
「遭難」は、犯人の奥さんが実家に帰っている理由が、犯行動機と関係しているところで、
予想を裏切られました。
てっきり、旦那が一緒に登山した同僚を死なせたことで、
親戚近所にひそひそ言われて耐えられなかったということかなと。
『清張ボタン』を押したのに、地獄へ落ちず、しれっと生き延びそうなパターン。
「声」は、時代を感じる設定ですね。
コールセンターの人が、犯人の声を聞き分けてしまうという犯罪モノも、
探せばありそうな気はしますが。
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