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久坂部羊 「日本人の死に時」

と、「思い通りの死に方」(中村仁一との対談風)

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生殖年齢にあるうちは健康診断や人間ドックを受けて、治療するのもいい。
ある程度の年齢に達したら、もう病院は行かないほうがいい。
気づいたらがんの末期というのが一番いい。
とはいえ、著者も言う通り、
「延命治療はしない。そのまま死なせてほしい」と決めていても、
公共の場で突然倒れたら救急車を呼ばれて、管をつながれてしまう。

80歳・90歳になっても、
「朝起きたらふらついたんだけど、どこが悪いのかしら」
「すこし不整脈がある? 薬を飲めばいいんですか?」
「若いころは15分で歩いていた距離に、30分もかかってしまう」
と憂える人は多いのだと。
高齢になるということは障がい者になるということだと、悟ったほうがいい。
そういう本です。

| 日記 | 00:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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