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今日の一冊 「五十四万石の嘘」松本清張

松本清張 「五十四万石の嘘」(中公文庫)
ズイズイズッコロバシという童謡がある。中に茶壷におわれてというところがある。
お茶、徳川幕府御用達業者は宇治の上林家。ここで採れた厳選されたお茶が、江戸に運ばれる。これを受けとって運びこむのが茶道もあり、茶道に精通した坊主。
 茶をつめた茶壷二十個ほどを運ぶのだが、幕府物を運ぶということで、旗本を含め40人の武士が警護にあたる。まったく茶ごときで仰々しい運搬である。これを茶壷道中といって、大名行列以上にこの茶壷道中が通るときは通行人は膝まつ゛いて崇めなければならない。もし大名が茶壷道中に遭遇したら、大名が茶壷道中をあがめることになる。これを
しなかった場合、坊主はすぐに幕府に注進に及ぶ。ときには大名取りつぶしさえある。
 従って坊主は権力を傘にきてやりたいほうだいをする。ここに茶坊主なるものが生まれる。

by はなゆめ爺や

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| 日記 | 17:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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