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円より子   「再婚時代」(ちくま文庫)

 私の子供時代は、家庭での平均子供人数は4人以上。それで平均寿命はほぼ65歳。それが今や85歳。人生百年と言われる時代。私たちの両親は子供を5人ちかく育て一人前にして、残り寿命は10年ほど。しかし今は一人か二人の子供を育て上げ、その後30年以上も人生を残している。もう一度新しいパートナーとの結婚ありかなと思う。

 人生二度結婚が当たり前で、社会もそれを当然と認識する時代になってくるのではと思ったりする。だから二度目の結婚は、こそこそ式をあげるのではなく、一回目より豪華で派手な披露宴が行われるのがいい。

 この作品を読んでいると、女性は再婚するためには、男性と対等な家庭であり、何よりも女性に愛情をもって接してくれる男性を求めていることがわかる。

 しかし男性は救いようがない。
少し年齢が高い人は、自分の老後の面倒をみてほしい。つまり介護を第一に求めている。
ある49歳の男性。

 離婚して8年間、男として筋を通し、正義を貫き、2人の娘を育てた。仕事、炊事、洗濯、学校の面談、とにかく多忙だった。遠足の弁当、林間学校の支度、運動会、修学旅行、すべてが終わり、あとは卒業式だけ。
ここまでやった俺は偉い。こんな素晴らしい男に、新しい伴侶がやってこないはずがない。

 あーあ、これがバカ男の典型。もうすこしすると、自分には誰も伴侶が来ないことを知る。
そのとき大声で叫ぶだろう。世の中の女は男をみる目がない。社会が悪いと。

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| 古本読書日記 | 05:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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