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益田ミリ   「どうしても嫌いな人」(幻冬舎文庫)

 主人公のスーちゃんはチェーン店のカフェの店長をしている36歳の独身。カフェの社長の姪っ子が配属されてきて、その姪っ子とうまく仕事ができなくてスーちゃんは困っている。そしてスーちゃんは姪っ子が大嫌いで仕方がない。

 恋に夢中になると、恋人のことしか頭に浮かばなくなるなんてことはうそ。大嫌いな人がいると恋人がいるのに浮かんでくるのは嫌いな人ばかり。

 どうすれば、こんなことから逃れられるか。そうだ、嫌いな人のよいところを思い出そう。そして明日からそこばかりをみてやろう。
 それでよいところを書きだそうとする。
 そしたら、更に心が鬱屈してきて、自分がノイローゼになってしまいそうになる。

自分はあの人の上司だし、絶対あの人の悪口は言わないようにせねばならない。ほかの部下はあの人の悪口を平気で口にだす。口にだす必要もないことなのに、みんなはどうして心の中にとめておけないんだろう。

 どうしてこんな悪口を聞かねばならないんだろう。聞きたくもないのに。
私が悪口を言われてるわけでもないのに、なんで私はこんなに傷付くのだろう。
あーあため息しかでない。

 スーちゃんは素晴らしい女性なのに、なんか切なく悲しい。

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| 古本読書日記 | 06:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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