阿曽山大噴火 「裁判狂時代」(河出文庫)
裁判傍聴マニアの著者が描く、25編の裁判傍聴記録。
出会い系で知り合った男女。男がホテルでことが終了した後でお金を払う。翌朝支払ったお金を女性を暴行して取返しとんずら。罪状は「強盗致傷」
事件の本質は男性が女性に暴行して金を奪った行為なのに。尋問がおかしい。
検察官「出会い系サイトで知り合った女性は、今まで何人になるんですか。」
被告人「過去は4人だけ」
検察官「え?そんなに!」
検察官「会った女生徒とは性交渉してるんだよね~」
被告人「はい」
検察官「あのぉ・・・セックスの交渉はどうやるの」
被告人「メールのやりとりで」
検察官「具体的にはどうやるの」
被告人「フェラしてほしいとか。騎乗位をしてほしいとか」
検察官「で、女性はどんな反応をしめすの」
被告人「いいよとか」
検察官「それで断る女性はいなかったの」
被告人「断る女性はいませんでした。」
検察官「へえぇ!」
検察官の興味だけの質問。全く事件とは関係ない。普通裁判官が止めるのに、裁判官も興味津々で聞いている。
地方での裁判は牧歌的だ。長野地方裁判所で。
車検がきれたので他人の車のナンバープレートを盗む。判決は罰金8000円。こんなことでわざわざ裁判をするのかね。
被告は車を改造しているのだが、そのために母親から700万円もだしてもらっている。
弁護人「あなたは被告が18のときに離婚してますよね。」
母親 「え?してませんけど・・」
弁護士「え?一度離婚してますよね。被告人が17、18くらいの時に」
母親 「あのぉ、それは息子がまだ小さい時に一度・・・」
弁護士「ああすみません。他の事件と勘違いしてました。」
これはめちゃくちゃだ。
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事件の本質は男性が女性に暴行して金を奪った行為なのに。尋問がおかしい。
検察官「出会い系サイトで知り合った女性は、今まで何人になるんですか。」
被告人「過去は4人だけ」
検察官「え?そんなに!」
検察官「会った女生徒とは性交渉してるんだよね~」
被告人「はい」
検察官「あのぉ・・・セックスの交渉はどうやるの」
被告人「メールのやりとりで」
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被告人「フェラしてほしいとか。騎乗位をしてほしいとか」
検察官「で、女性はどんな反応をしめすの」
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被告人「断る女性はいませんでした。」
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弁護人「あなたは被告が18のときに離婚してますよね。」
母親 「え?してませんけど・・」
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| 古本読書日記 | 06:37 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑