fc2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

渡辺淳一 「鈍感力」

3年以上前に読んだときは、「感想を書くほどでもない」と言っていました。
「鈍感のすすめ」「鈍感になりなさい」ではなく、「鈍感力」。
思いつくまま書いた感じで、メッセージ性はそんなにない。

鈍感力があれば、心穏やかに長生きできる。そんな本です。
例えば、
「初めて恋人の部屋に行ったら、ちょっと汚かった」
「同僚がクチャラーで化粧臭い」
「嫁が歯磨き粉を使った後、チューブに押し跡がある」
こんな場面で、鈍感であるとうまくいく。
……確かに。神経質な人は、自他ともにストレスが溜まる。

IMG_9452.jpg

「女性は口説かれるのが好きな生き物。もう一度誘われ、迫られるのを待っている」
「母親の愛は、鈍感力の最たるもの」
「夜泣きも、(鈍感力を身に着けた)母親にとっては、愛のメッセージに感じる」
といった表現に、ゲーッとなる女性も多かろうと、面白かったです。

著者経歴を見る限り、べつにキリスト教系の学校は出てなさそうですが、
「創造主は、出産という難事に耐えるよう、女性を強く鈍感に作られた」
なんですね。

| 日記 | 00:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT