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辺見庸 坂本龍一 「反定義 新たな想像力へ」(朝日文庫)

 40年前、私が学生の頃。米帝国主義と声高に叫べば。それに直接つながっている日米安保反対と叫び行動すれば、それなりの勢力としての人たちがデモ群衆として集まった。アメリカは諸悪の根源だった。そこに人生をかけたつもりの青春時代を送ってきた人たちは、すべての悪の根源はアメリカにありという考えが刷り込まれた。いまだに、刷り込まれた視点から辺見坂本は世界を論じる。

ベトナム以降のアフガン襲撃、湾岸戦争、シリア襲撃をアメリカの暴虐、アメリカ帝国主義、植民地主義、膨張主義と懸命に論じる。

 しかし、いくら叫んでも、かってのような活動体、勢力にならない。
 そこがどうしても、2人は理解できない。いろいろ議論は旋回するけど、どの議論もアメリカが悪になる。

 しかしアメリカは力が弱くなり、自国優先第一主義に変わった。だから、アメリカが悪と叩いても、糠に釘になってしまった。POST AMERICAを考えたり見ようとしない。

 じゃあ中国をどう見るんだ。長い対談のなかで、2行ほどのしゃべりで終わっている。

そして最後に、民主主義は無かった。アメRカは民主主義というもので暴力装置を覆った。

民主主義という暴力装置で、言葉も奪い、資源も奪い、文化を破壊した。だとしたら根源的に民主主義というのは無かったということになる。と結論付ける。

 そうかなあ、そんなにひどい国かアメリカは。そしてそれに追随している日本も。
何か2人の対談を読んでいると、化石同士の議論のように思えた。

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| 古本読書日記 | 06:13 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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