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安田依央    「出張料亭おりおり堂 ことことおでんといばら姫」(中公文庫)

 この作品はシリーズ化されていて、すでに4作が刊行されている。知らなかったが、結構売れている作品のようだ。

 橘仁は京都の老舗料亭「こんの」を経て、橘桜子の経営する骨董品屋の一部を改装して「出張料亭おりおり堂」の料理人をしている。そこに勤めているのが主人公の山田澄香。澄香は30歳になる。密に仁に恋している。

 「出張料亭」とは、お客に呼ばれて、お客の家などで、出張して料理をするサービスである。

 アミーガという2Mも身長のある大女とか、鈴子という怪女が登場して、笑いを誘う行動、言動をする、ラブコメディとなっているが、中身はかなりヘビーだ。
 

 仁は無口で、無駄なことをしゃべらない。客の藤村が、「言葉は相手に理解してもらうためにある。だまってちゃあ誰もわからないぞ。」と忠告する。

 しかし、この作品を読んでいると、しゃべることが解決しない問題が多く、しゃべることが新たな摩擦、問題を引き起こし、泥沼にはまってしまうことがしばしばあることがわかる。 

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| 古本読書日記 | 06:36 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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