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宮口幸治 『ケーキの切れない非行少年たち』

今話題の本です。
ツタヤでも目立つところに置いてありました。
この本と、やせ筋トレと、樹木希林と、なんか泣ける系の。。。

IMG_9246.jpg

表紙の絵が象徴しているように、
非行少年の中には認知がゆがんでいる子が多い。
「自分はどんな人間だと思う?」
「優しい人間です」
「どうしてそう思うの?」
「友達から優しいと言われる。お年寄りに優しくしている」
「あなたの起こした事件で、死んだ人がいるのに?」
「あー。それは優しくないですね」
ここまで言わなければ気づかない。
反省や葛藤を引き出す前に、認知のゆがみを直すトレーニングが必要。
そんな話です。
で、最後は宣伝じゃないですけど、著者の開発したトレーニングを説明する。

第3次産業が第1次産業・第2次産業を上回り、
対人スキルが低いからと仕事を選べなくなった。
学校では支援を受けられても、社会でつまずき、犯罪者へ。
とかなんとか。
「『頑固で融通の利かない職人』『無口で愛想のない漁師』の中には、
 今でいう発達障害の人がいたかもしれない」
という話をネットで見かけた記憶もある。

「犯罪者を納税者に」は、理想ですが。
トレーニングしたところで、一定割合は「生きづらさ」を抱えた人が
出てくる気はしますね。
他人に迷惑かけないくらいに改善されれば、非行に至らなければ、
子どもを殺してください」にまでならなければ、
少なくともマイナスではない…か。

IMG_9245.jpg

効率最優先で、生きづらいとか不器用とか訴える人を切り捨て、
支援に一銭も一秒も使わない社会は怖いので、
こういう本が売れるのはいいことだと思います。

| 日記 | 10:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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