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杏     「杏の気分ほろほろ」(朝日文庫)

 女優でもありファッションモデルでもある杏さんのエッセイ。
このエッセイは杏さんが連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演されていた時に書かれたもので、「ごちそうさん」収録でのエピソードが多い。

 私自身殆どテレビをみないので、「ごちそうさん」と言ってもまったくピンと来ない。このエッセイの中に、折に触れて、登場するのが「雨のちハレルヤ」という歌。「ごちそうさん」のテーマソングだ。これだけ頻繁にでてくるから、さぞ有名で売れた歌だろうと思って調べたら、ゆずの歌。この歌ならよく聴いたことがある。こんなことを書いているから世間からとりのこされてしまうんだとつくづく感じた。

 それにしても、撮影とは大変な仕事だと思った。
例えば、衣装は、俳優さんが自ら着るのではなく、必ず衣装係の人が着せてくれる。

 ドラマは、順序だてては撮影しない。それは、俳優のスケジュールにもよるし、外のシーンをまとめて撮ることもするから。それを最後に順序に従い編集しなおす。

 例えばあるシーンで、少し衣服に汚れが付く。その後、屋内に帰ってきて撮るシーンがある。これが連続していれば問題ないが、別々のタイミングで撮ると、その汚れを再現したり、髪型も同じにしたり、履いている草履や靴も揃えなければならない。これを間違いなくすることが大変だ。

 セリフは覚えるのが大変で、それぞれ、当人があみだした方法で覚える。そして、撮影中監督の「OK」がでると、本能的に俳優はきれいさっぱり忘れるらしい。

 それで困っている出演者がいる。落語家だ。落語家は覚えた話を忘れないように訓練されている。こうなると、覚えたセリフをいつまでも忘れることができず困るそうだ。

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| 古本読書日記 | 06:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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