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今野敏     「豹変」(角川文庫)

 推理小説が誕生して200年以上がたつ。その間、ありとあらゆるトリックが描かれ、もう新しいトリックは創造できないまでになったと言われる。しかし、そうではないと思う。   社会は激しいスピードで変化している。IT ネット社会、科学の進歩は社会のありさまを大きく変化。それにより、新しいトリックが広がる余地は大きくなっている。

この物語14歳の三人が事件を起こす。

 一人は同級生を刺し重傷を負わせる。さらに別の子が同じく同級生を金属バッドで殴り重傷を負わせる。そして同じ中学生の女の子が、4人組に襲われたのだが、逆に襲った4人を投げ飛ばし傷を負わせる。

 3人の犯人は、傷害時、老人のような声に変わり、言葉使いは殿様のようになり、警察に捕まるが、取り調べ中、警察官、刑事を投げ飛ばし、逃走する。

 それが、主人公の富野刑事の知り合いである鬼龍光一のお祓いにより元の14歳の中学生にもどる。

 人間の頭脳にはシルヴィス溝という溝がある。この溝で側頭葉、頭頂葉、前頭葉を区分けしている。シルヴィス溝により筋肉は10%とか頭脳は30%とか使用量が制限される。その制限により、骨折など体を傷つけることを防いでいる。

 このシルヴィス溝に特定の波動を送ると、制御がはずれる。これにより、とんでもない声がしゃべれ、破壊的な力が発揮できるようになる。

 科学的進化、発明により、新たなトリックはどんどん生まれてくる。

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| 古本読書日記 | 06:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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