FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

車谷長吉  「人生の救い」

朝日新聞「悩みのるつぼ」に、著者が回答した内容をまとめています。
このタイトルなのに、「人に生まれた以上救いはない」と何度も書いてある( ̄▽ ̄;)
そして、爺やの感想はこちら

IMG_9242.jpg
青空と見せかけて、実は髑髏

あとがきで万城目さんが、「他人の悩み事を回答者が片っ端から殺している」と。

「就職氷河期で内定が決まらない。2歳上の先輩たちに比べて不運」
回答「私は生まれつきの蓄膿症で鼻呼吸ができず、手術すれば失明するといわれた」

「義父母の自慢話にうんざり」
回答「私の父は金持ちの長男から貧乏に転落し、死ぬまで愚痴を言い続けた。
   まだ自慢話の方が聞き良いはず」

「1円でも安い店を探し、ポイントカードを忘れて落ち込む、セコイ自分が嫌い」
回答「私は貧乏のどん底だったとき、駅のベンチで寝起きした。
   三重苦の障碍者の施設や子供に捨てられた老人の施設に、寄付でもしなさい」

「仕事ができないうえに嫌味っぽい同僚に、毎日むかつく」
回答「山で大声で歌ったら?」

自分の経験・知識に話を引き寄せ、答えになっていない内容で締めているケースも。
後の方になると、「会社の外で趣味仲間を見つけなさい」「親離れしなさい」と
無難なアドバイスもあります。

IMG_9243_20191208143146837.jpg

ちなみに、先日の「悩みのるつぼ」は確か上野千鶴子さんで、
「夫が倒れたので、遠方で働いていた息子を呼び戻した。
 夫が元気になったので、息子に再度自立・就職してほしいが、毎日ゲームばかり」
回答「自分たちの都合で呼び戻しておいて、用済みだなんて勝手な話。
   『ブラック企業にいた息子は、喜んで辞めて戻ってきた』も都合のいい解釈。
   あなたもブツブツ言いながら、かわいい息子の世話を焼いているんでしょ。
   自立に必要なお金を渡して出て行ってもらいなさい。関係修復は無理でしょうね」

普通は、こういう耳のいたいお叱りを期待(予想)しますな。

| 日記 | 14:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT