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高山正之   「習近平と朝日 どちらが本当の反日か」(新潮文庫)

 愛知県のトリエンナーレ展示会の中止再開に対する朝日の一連報道は、異常にすさまじかった。連日のように憲法学者や表現の自由の侵害を主張する朝日が好きな有識者を動員して、トリエンナーレ中止を批判。特に文化庁が交付金認可とりけしを決めた時は、一面トップから始まり、5面を使い大批判を展開した。

 数日前には昭和天皇をガスバーナーで焼く作品を作成した大浦信行さんに作品の意図を説明してもらっている。

 大浦さんは「自分自身の心の動き」を表現していて、天皇は自分の心そのものであり。天皇を批判しているものではないと答えている。

 朝日はそこから更に突っ込まない。それじゃあ、天皇じゃなくて一般の人を燃やしたっていいということなのかと。

 憲法における表現の自由の幅はどんどん広くなり、朝日が厳しく批判するヘイトスピーチでの表現の自由はどんどん狭くなってきている。そして朝日は自らの都合で、憲法とヘイトスピーチを使い分ける。

 この作品で、高山が取り上げている事件。
昭和50年に全日空機を中学生がパンを袋にいれ、それを機長に突き付け、爆弾だと言ってハイジャックする。これにより一時空港は閉鎖。多くの便が欠航となる。

 全日空は後にこの中学生の家族に694万円の損害賠償を求める。この中学生の家庭は母子家庭であった。

 そこに朝日が一面で「全日空が700万円の損害賠償を加害者の家庭に求める。大企業の横暴な弱者いじめである」と報道する。

 私は朝日が好きな政党が権力を握ると、今より表現の自由は無くなり、生活も窮屈になると思えて仕方ない。

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| 古本読書日記 | 06:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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