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アンソロジー  「ナナイロノコイ」(ハルキ文庫)

 いまをときめく七人の女性作家による恋愛短編アンソロジー。

ナオには亮次という恋人がいる。26歳で、そろそろ婚約してもいいかなと思っている。
またナオには学生時代からの大切な友達妙子がいる。妙子には俊太郎という恋人がいる。
4人でよくダブルデートを楽しんでいた。

 ところが亮次が、妙子を抱いていたことが発覚し、怒りと悲しみをナオは居酒屋で俊太郎にぶつける。

 俊太郎がちゃんと妙子を引き付けておかないからこんなことになると。

浮気がみつかると
男はいつも言う。
「男というものは、子供がそのまま大きくなったところがあるから、仕方ないんだ」と、
女はいつも言う。
 「さびしかったから」と。

俊太郎が言う。
「男同士の友達だって、相手のことはわからない。まして、男と女なんて絶対わかりあえない。だから、今度のことだって仕方ないんだよ。」

 そこで、ナオは仕方ないかどうか確かめるとして、謝罪する亮次に対して、「一年間合わないで、それで一年後に思い出のレストランで会いましょう」と。

 そして一年後、ひょっとしたら亮次はやってこないかもしれないと思いながらレストランに行く。しかし亮次はいた。
 「あの時、亮次のことをあまり考えないで怒ってごめん。」から会話が始まる。亮次は待っていてくれたんだと嬉しくなる。

 しかし亮次は、「実は別に恋人がいるんだ。6か月前から付き合っている。」と告白する。
ナオは衝撃を受ける。そして悔やむ。お互い黙っていてわかりあえることは無いんだ。あの時、もっと面と向かってとことん言いたいことを言い合えばいけなかったんだと心底痛烈に思った。

 唯川恵さんの「手のひらの雪のように」という作品。
 どうやっても、亮次とナオには縁が無かったように思うのだが・・・。

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| 古本読書日記 | 05:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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