FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

真梨幸子   「おひとり様作家、いよいよ猫を飼う」(幻冬舎文庫)

 真梨さんは、2005年に「孤虫症」でデビューしたが、その後さっぱり売れず、アルバイトをしながら、極貧の生活を送る。そして6年後「殺人鬼フジコの衝動」が大ベストセラーになり、貧乏作家を脱却する。

 貧乏時代の6年間と大ベストセラーをものにした際の経験を描いたエッセイ集。

暇なときは、面白いことが浮かぶ。
「別れても好きな人」という有名なカラオケのデユエット曲がある。この歌最初は松平ケメコという歌手により歌われ、次はパープルシャドウズ、そして最も売れたのがロス・インディオス アンド シルビアが歌った時。いろんな人がカヴァーしている。

 この曲で、渋谷で2人が再会、傘もささずに雨の中歩く。
 原宿→赤坂→高輪→乃木坂→一ツ木通り
歌と同じように歩こうと真梨さんが挑戦する。これが大変。

 何で、渋谷→原宿→乃木坂→一ツ木通り→高輪にしないんだと真梨さんは怒る。
 そして調べると、当時人気のある場所を単純に並べただけと知りがっくりする。

人間100歳時代がそこまでやってきている。100歳になると、辛さ、恐怖、不快感などいやな記憶は全く消え、幸福の記憶しか残らず、毎日が幸福に包まれる。

 しかしこの100歳に生きて到達するのはまだまだ難しい。これを可能にするのは、「満足感」。「満足感」が、人を老化となる「「慢性炎症」を防ぐのだそうだ。

 しかし、「満足感」には2種類ある。
「食欲」「性欲」「物欲」「金銭欲」など利己的「快楽」につながる「満足感」は「慢性炎症」を増加させ、とても100歳までは生きられない。

 それに対し、「社会的貢献」「家族の世話」「芸術や仕事」のように他者に対して行った「満足感」こそが100歳以上に生きることを実現させる。

 私はとても長生きはできないと自覚した。真梨さん、これからも読者にベストセラーを贈り続ければ、100歳は軽々とクリアーできる。ぜひ頑張ってください。

ランキングに参加しています。
ぽちっと応援していただければ幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ




| 古本読書日記 | 05:51 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT