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村上春樹  「騎士団長殺し第2部遷ろうメタファー編上3」(新潮文庫)

 主人公の私は36歳の肖像画家。広尾のマンションに建築会社に勤めるユズと結婚して住んでいるが。結婚6年後に突然マンションをでたユズから離婚届が送られてくる。私は了承のサインをして仲介の弁護士に送付。それから6か月間、北海道、東北を流浪する旅にでる。

 妻のユズは、私の親友で、現在の小田原の家を紹介してくれた資産家の雨田政彦の会社の社員と浮気をしていた。

 このメタファー編第1部で描かれるキーポイントとなるところは2点。
実は、私が東北を旅行中、ある夜、妻ユズとの激しいセックスの夢をみる。その激しさは結婚中にもないほど。最後、夢精して果てるが、その高揚、激しさに驚き、私は日記に書き留める。

 実は、ユズは妊娠していた。子を授かったのは、ユズと別れてからだから、子供は浮気相手の子供になる。しかし、それはあの最高のセックスを夢で体験した夜に授かっていたことが、まったくおかしくないと思わせるところ。

 それと、私が肖像画のモデルとして描いていた秋川まりえが学校へ行ったきり、真夜中になっても家に帰らず失踪してしまうところ。

 巨匠で政彦の父親、雨田具彦が描いた「騎士団長殺し」。ナイフを突き刺され騎士団長が殺される場面を描いているが、その騎士団長が絵から抜け出る。そこで、主人公の私は騎士団長にまりえの行方、救出の手がかりを教えてくれるよう懇願する。
 騎士団長は、「方法は教えるが、実行には大きな犠牲、たくさんの血が流れる」と言う。
ここで第2部メタファー編3は終了する。

興味が高まり最終本を手にとる。

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