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佐高信 寺島実郎   「この国はどこで間違えたのか」(光文社知恵の森文庫)

 時々、ネットに鳩山元首相のニュースが登場する。鳩山元首相は、その発言が、中国、韓国によりそい、結果日本を貶めるになり、その都度「売国怒」「日本に帰国するな」「宇宙へ行ってしまえ」とネットで強烈に非難される。

 鳩山元首相は東大卒なのに、どうしてこんなに日本を逆撫でる発言を軽々しくするのだろうと不思議に思っていたが、この作品を読んでそのルーツがよくわかった。

 寺島は実は鳩山とは長年の友人同士だ。

 寺島は、戦後日本をアメリカが統治。そこで完全に洗脳されて、世界をアメリカを通してしか見なくなった。それが、日本が間違えた転換点になっているとこの本で主張する。

 民主党が政権を獲得した時、鳩山元首相や小沢元幹事長は、アメリカを飛ばして、民主党議員全員引き連れ中国に行き、主席になることが決まっていた習近平と握手してもらった。

 寺島はその当時言っていた。日本、アメリカ、中国は2等辺3角形の関係にせねばならない。当面は米軍基地日本駐留は認めるが、その基地の管理運営は日本で行うことをアメリカに主張して勝ち取り、少なくてもアメリカ保護領から脱却する。中国とアメリカとの関係は等距離にする。むしろ、中国は近隣なのだから、中国に少し偏るべきと。

 そして、アメリカから世界を見るのでなく、中国や韓国から世界をみてみる視点が大切。
そうなれば、いかに日本が戦争中に彼ら虐げ、虫けらのように扱い殺したかが認識でき、違った価値観を取得できると。

 寺島は鳩山に口を酸っぱくしてずっとこのことを言い続けたとこの本で言っている。
そうか、鳩山元首相は、この刷り込みによって、今の発言があるわけだ。

 佐高も寺島も情熱をこめて主張する。それなら、言うだけではなくて、新党でも結成して国会に乗り出せばいい。そして、それがどういうことになるか実行すればいい。

 佐高はともかく、少なくても寺島は鳩山元首相の発言と行動は正しいと宣言すべきだと思う。

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| 古本読書日記 | 06:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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