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鎌田慧   「日本列島を往く(3)海に生きるひとびと」(岩波現代文庫)

 海に囲まれた日本列島で、人々はどう海と格闘し、育まれてきたかを、日本の5か所の漁場を巡り、ルポルタージュした作品。

 農業は、散歩にでれば、畑、田んぼがたくさんあるし、最近は家庭菜園が盛んで、イメージが浮かぶが、漁業は、距離が遠くて、大変な仕事とはわかるが、臨場感が無く理解しようと読むのだが、どうにもわからない。

 魚と言えば、初セリで大間のマグロがいくらで競り落とされたのかが唯一の話題になるだけ。著者鎌田さんも、この作品で何を訴えたいのかよくわからず、読むのが辛かった。

 日本の漁業は、遺跡の発掘で縄文初期、およそ9000年前より行われていたことがわかっている。当時の日本の人口は26万人と推定されている。

 食料は魚を捕獲しなくても、ありあまるほどある。わざわざ、丸木舟で危険を冒して、海にでる必要は全く無い。

 それでも、海にでたということは、魚がとてもおいしかったからだ。
縄文時代から日本の魚文化は始まり、積み重ねられてきた。この魚のおかげで、日本人は生活習慣病に罹る割合が低く、世界最長の長寿国になっている。

 しかし、日本の漁業従事者は1961年には70万人いたのだが、2017年には15.3万人に大幅な減少になっている。

 ところが、いろんな漁獲規制が国際的に行われているのにも拘わらず、世界の漁獲量は伸びている。日本だけが減少している。
 このルポを読んで、方法はわからないが、日本の漁業が復活できないものかと強く思った。

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| 古本読書日記 | 05:55 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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