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安達瑶   「悪漢刑事の遺言」(祥伝社文庫)

 森友、加計問題、ここにきての厚労省統計不正問題、不祥事が噴出、以前までだったらこれらの問題のひとつで、内閣支持率は急降下、安倍首相は退陣においこまれていただろうに、それが全く揺るがない。

 資料の改ざん、黒墨塗り。
 安倍政権が関与していただろうことは殆ど疑いはないと思われるのに、すべてを官僚、役人の責任に転嫁しきりぬけ、支持率も下げ止まりして動かない。

 この物語は、森友、加計問題を参考にして作られている。

日頃、暴力団や、腐った役人にこびりつき脅迫、それでお金や甘い汁を吸っていきている悪徳刑事が、その悪徳刑事を警察から追放するため、スパイ役として送り込まれたこれも問題児の新任刑事とコンビを組んで、悪徳企業と政治家をおいつめてゆく物語である。

 物語の出来栄えはもうひとつだが、作者安達の現在社会政治にたいする熱い怒りは十分に伝わってくる。

 しかし、最後は内閣支持率はぐっと下がるが、悪玉は殆ど全員が安泰で終わる。まあ、現実がそうなのだから仕方ないとは思うが、フィクションなのだから、現実を突き抜けて、権力者、腐敗者を破壊してほしいと思う。これだけ、熱い憤りがあるのだから。

 この物語では、事故、自殺にみせかけ、2人の関係者が殺害され、権力の意向で捜査は行われない。

 森友問題で自殺者がでたが、この物語を読むと、本当に自殺だったのか疑問がわいてくる。

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| 古本読書日記 | 06:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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