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岡田光世   「ニューヨーク日本人教育事情」(岩波新書)

 私が働いていたころ、中高生を持つ父親が海外赴任をすると、受験、進学の妨げになるからと、単身赴任するのが殆どだった。会社も単身赴任の弊害を考慮して、中高生の親はできる限り海外赴任をさせないよう配慮していた。

 この本を読むと、今は様相がかなり変わってきていることがわかり驚いた。日本人の海外駐在が増加するにつれて、主たる海外駐在地に、学習塾や進学予備校が進出し、受験進学の支援をしている。海外に住んでも、全く受験にハンディが無くなり、かつ、外国語を習得でき、将来の就職に有利ということで、家族で海外駐在する人たちが増加しているのだそうだ。

 それにしても、私自身まだ咀嚼できていないのだが、ニューヨークの小学校(アメリカ全土かもしれない)には、gifted programというのがあり、理解が進んでいる生徒と不十分な生徒をクラスわけして教えているのだそうだ。クラスわけするほどの人数がいない場合は同じクラスで、生徒をグループ分けして教える。だからあるグループでは足し算引き算を教えているのだが、別のグループでは√を学んでいるということがある。

 これを肯定すべきなのか、疑問視することなのか、考えがまとまらない。しかしとんでもなく日本とは異なることだけはよくわかる。

 ニューヨークである日本人がアメリカ人から強い叱責を受ける。子どもを殴ったり叩いたりすることはいけない。罪になると。
 そしてそのアメリカ人は子どものお尻の蒙古斑を指さしすごい痣があるという。

口に糸こんにゃくをつけた日本人の子どもをみて、寄生虫検査を受けるようにと言われた母親もいる。やっぱし海外生活は大変だ。

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| 古本読書日記 | 06:05 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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