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はらだ有彩 「日本のヤバい女の子」

サラッと読めました。
昔話の新解釈や現代訳を期待していたら、思ったよりもポエムでした。
かぐや姫の「あなたの心臓の音でダンスを踊るよ」なんて、
オバちゃんには理解できない。。。

セルフィー棒を持って旅をし、長い人生を楽しもう(八百比丘尼)
たまには仕事を休んで、海外の土産物屋で予備のお皿を購入しよう(皿屋敷のお菊)
等々、ヒロインたちに寄り添うわけですな。

「化粧したらいけるのに」とか「自称『虫好き』なのに蛇にビビるってww」とか、
余計な意見を言う男は無視していいよ(虫愛づる姫君)
これは、比較的現代にあてはめやすい話かもしれない。

IMG_1318.jpg

女性を応援するような調子で書かれています。
結婚とか、押し付けられた役割による生きづらさとか、よくあるネタですな。

馬と結婚してヤっていることが親にばれ、馬(夫)を殺された女性の昔話から、
「死んだ家族と架空の配偶者を絵馬に描いてあの世で結婚させるといった
冥婚の風習は各国にあるけど、余計なお世話かもね。
『ハッピーな結婚の形』はそれぞれだし、結婚しなくたっていいんだし。
王子様とヒロインが、面倒なことを避けて籍を入れないままだって……」
と話は広がる。

IMG_1319.jpg

こういう語り口に「で、なにが言いたいの?」と突っ込まず、
「あー。わかる。そういうのもアリだよね。
そんな昔話があるんだ。知らなかった。面白そう」
そんな風に読むといいですね。

『日本のシンドい男の子』という続編があります。 ←嘘です。
ツラいだと、寅さんだな。

| 日記 | 11:53 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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