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高峰秀子    「まいまいつぶろ」(河出文庫)

高峰秀子結婚直後に出版したエッセイ集。エッセイスト高峰秀子が誕生した記念碑的作品集だ。
 高峰秀子が子役の時から、結婚するまでの映画俳優人生を綴っている。

昭和26年、女優に忙しすぎて、仕事がいやになり半年間パリに逃げたときの思い出が印象的。

 パリの住居は、6階建てのペンション。1フロアーに2世帯が住んでいる。エレベーターもあるのだが、上り下りは階段を使う。階段には電燈がついている。この電燈が点灯して1分間すると自動的に消える。夜、1分間で自分の部屋まで到着すれば問題ないのだが、途中で消えるとスィッチを探すのに往生する。むだに電燈が点いていると、管理人のおばさんがこまめに消して歩く。

 電気の節約である。あのフランスでもそんな時代があったのかと驚く。
 実は、当時フランスはスイスから電力を購入していたのである。水力発電所を作りたくても電力を起こす急峻を流れるような川が無かったのだ。
 それでフランスは原子力発電の大国になったのか。

 フランスでは夫婦に女の子が生まれると、毎年女の子の誕生日に真珠を1個プレゼントするのだそうだ。そんな小さいうちから真珠をプレゼントしても女の子は喜ぶとは思われないように思ってしまう。

 その1個1個が毎年積み重なった、結婚する頃、18歳になると、その真珠を使って美しい首飾りを創るのだそうだ。いかにもフランスだと思わせる素晴らしい習慣だ。

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| 古本読書日記 | 06:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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