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高山正之    「日本よ、カダフィ大佐に学べ」(新潮文庫)

先の大戦で日本人犠牲者は300万人と言われている。これに対しアメリカの犠牲者はどのくらいだったか。4年間戦って、太平洋戦争ではベトナム戦争と同じくらいだったそうだ。

いろんな数字があるが9万人というのが定説。アメリカが戦争で最も大きな犠牲者をだしたのが、米国内の戦争だった南北戦争で65万人。

 太平洋戦争でアメリカが最も犠牲者をだしたのが沖縄での戦いで1万2500人。

台湾をほったらかしにして、どうしてアメリカは沖縄を取りに来たのか。沖縄は昔からアメリカのアジア戦略、太平洋戦略で最も重要な拠点。ペリーが浦賀に来る前、戦略上重要な拠点として小笠原諸島と沖縄を占領して浦賀に向かう。

 小笠原諸島も沖縄もハワイやグアムのように分捕ることを目論んだ。沖縄がアメリカ領から逃れたのは、当時アメリカの南北戦争が苛烈になり、それどころでは無くなったからだ。

 しかし、アメリカは沖縄を最重要な拠点であるということはその後もずっと変わらなかった。だから戦後アメリカは沖縄を占領した。

 ベトナム戦争が泥沼化した。アメリカの戦費が膨大となり、大不況が押し寄せ、沖縄を統治する費用がでなくなった。

 そこでアメリカは日本にもちかける。沖縄を返還してもよいと。もちろん基地はそのまま。
日本は、アメリカに1000億円で沖縄を購入。更に「思いやり予算」と称して、沖縄基地の費用のかなりを負担している。

 「思いやり予算」という英語は「HOST NATION SUPPORT」。日本語にすると「男妾養育費」。まったくそういわれても仕方ない状態である。

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| 古本読書日記 | 06:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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