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山田詠美   「4unique girls」(幻冬舎文庫)

会社時代、ごくまれに、仕事に少し疲れて、さぼり休暇をとることがあった。そのとき、昼間ビールを飲む。皆が会社でコマネズミのように働いている姿が浮かんでくる。そんな皆を想像して飲むビールは最高の味だった。まさに至福の一杯だった。

 山田詠美さんが、尊敬してやまない亡き作家森瑤子さんのことを思い浮かべながらエッセイを書く。そのエッセイを書きおえた午後4時、ジントニックをひとのみする。至福の午後4時のジントニックと森さんは言い、山田さんも同じ思いをこのエッセイで書く。

 山田さんが森さんに聞く。
「どうして午後4時なんですか。」
「だって堅気の人だったら午後5時から飲めちゃうじゃない。」
午後3時では、ただの自堕落な酒飲み。5時からでは、働いている人たちも酒を飲みだす。だからなんといっても午後4時が大切。

 なるほどなあ。午後4時は気付かなかった。
 今は、会社も退職して自由な身。今日から午後4時のカクテルを、至福の一杯を味わおう。

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| 古本読書日記 | 06:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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