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藤野恵美   「猫入りチョコレート事件」(ポプラ文庫ピュアフル)

  主人公の真島は、住んでいる江角市のタウン誌「えーすみか」のバイト編集者。このタウン誌の編集長が、真島にかける電話の第一声がすごい。
 「真島、テメエー、サボってんじゃねえだろうな!」
これで編集長は女性だ。

 それほど深刻でもない事件の推理短編集。

 真島が小林少年役で、中国人服を着ている胡蝶が名探偵役。

  「えーすみか」の編集部に女子高生の坂井美樹がやってくる。タウン誌の「あの人に会いたい」というコーナーを使いある人を探して欲しいというお願いを坂井がする。

 坂井が捨て猫を拾う。しかしアパートでは飼うことはできない。それで、近所にある空き家で隠れて飼う。

 その空き家が7年前火事になる。燃え盛る火の中、見知らぬ人が、火事の中に飛び込み捨て猫をダンボール箱に入れて救い出してくれた。その勇気ある人を探し出して欲しいというのがお願いだ。その人は宅急便の猫又運送の制服を着ていたことがわかっている。

 名探偵胡蝶は、即犯人は当時空き家の地区の配送を担当していた猫又運送の後藤であることを指摘する。しかも、後藤は当時起きた銀行強盗一億円強奪の犯人であることも指摘する。

 後藤は銀行から一億円を強奪。置き場所を捨て猫を飼っている空き家にする。その空き家が突然火事になる。びっくりして一億円を持ち出そうとして空き家にゆく。しかし消防放水で万札がびしょびしょに濡れ重くてもちだせれない。

 それで万札を地中に埋め、段ボールに捨て猫を入れ、火事現場からぬけだす。どうして段ボールを持ち出したか。猫又運送の伝票が貼り付けてあり差出人が後藤になっていたから。

 こんな軽くてわかりやすい小説が並んでいる。

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| 古本読書日記 | 06:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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