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小川糸     「サーカスの夜に」(新潮文庫)

主人公の少年の僕。重い病気を患っていた。薬で病気は克服したが、その副作用で身体が大きくならない。今は13歳だが、10歳にしかみえない。そんな時両親が離婚する。父も母も僕を引き取ってくれない。このままでは生きてゆけない。何とか自立しなくては。

 それで少年は街の番外地にやってきているレインボーサーカスに飛び込む。

大人になっても身体つきが10歳のままでは、世間からははじかれ馬鹿にされ通用しない。しかしサーカス団は、そんなことは決してない。それは、団員の殆どが、過去や現在におおきな傷を持っている人たちの集まりだからである。
 サーカスは障害があっても、心はちゃんと成長させてくれる場所だ。

 僕は最初はコックの補助とトイレ掃除からスタートする。そして、個性的ではあるが、他の団員たちに支えられ、ジャグリングを習得し、綱渡りを習得する。綱渡りを訓練する団長との真剣なやりとり、そしてサーカス団員であるキャビアの励ましが印象に残る。

 ピエロとクラウンが違うものということを知った。
ピエロはクラウンの一種で、もっとも馬鹿にされる役をするのだそうだ。ピエロには涙マークがついている。馬鹿にされながら笑われている、ピエロの悲しさを表しているマークなのだそうだ。

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| 古本読書日記 | 05:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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